先週末干しゴーヤを作りました。2mmほどの厚さの輪切りにしたので1日でカラカラに乾燥しました。見事に水分が抜け、パリパリのチップスになりました。食べてみると苦みがしっかりめに残っていました。
本当は5㎜ぐらいの厚さで、わたを取らずに干すのがいいみたいなのですが、時既に遅し。わたにも栄養素があり、余すことなく取り入れられるとのことです。またの機会に試してみたいと思います。
さて、ゴーヤを干してはみたけれど何の料理に使うのがいいのか…。色々と考え、今回はこの干しゴーヤを使ってトマトのマリネを作ってみました。それでは作り方を紹介します。
■材料■ ★4~5人分
・トマト 大玉2個
・玉ねぎ 小1個
・干しゴーヤ 適量
・ブラックオリーブ(スライス) 25g
■マリネ液■
・酢 大さじ3
・オリーブオイル 大さじ1
・砂糖 大さじ1.5
・レモン汁 小さじ1
・塩、粗びき胡椒 少々*1
・イタリアンミックスハーブ(乾燥) 適量
■作り方■
- トマトをくし切りにする。玉ねぎは薄くスライスしておく。あればスライサーを使うと便利。ブラックオリーブはスライスされたパウチの食べ切りサイズがちょうどよい。
- 次にマリネ液を作る。マリネ液の材料をボウルに入れ、よく混ぜる。バットに切った材料を入れ、最後にマリネ液をまんべんなくかける。
- 冷蔵庫で30分以上冷やして味を馴染ませる。
- 器に盛り付ければ完成。
*1 塩、粗びき胡椒は味を見ながら調整していく。塩を入れ過ぎてしまうとしょっぱくなりマリネ液のバランスが崩れる。
トマトの酸味、干しゴーヤの歯ごたえや苦み、玉ねぎの甘み、ブラックオリーブの味がマリネ液とうまく調和し、とてもおいしくできました。暑い日にはぴったりのレシピだと思います。ゴーヤも生で使うと苦みをダイレクトに感じて食べ難さを感じる方もいるかもしれません。しかし干してあることで余計な苦みもなく、食べた時にほどよいアクセントになります。何より天日干しをしたことによりビタミンC、カリウム、鉄分等の栄養素がぐっと増しているところもいいですね。
マリネ液についてですが、白ワインビネガーを使用するレシピもよく見かけます。白ワインビネガーは穀物酢に比べて酸度が高いので酸味が鋭く感じます。酸っぱいのが好きな方は良いですが、そうでない方は一般的な穀物酢を使用することをおすすめします。