kitchen torii

食と食器やキッチンツールがテーマのブログ

挑戦! 本格スパイスカレー -雑記編-

f:id:petitoiseau-u:20200913235102j:plain

GABANのスパイスたち

 以前、クロワッサン2020年6月25日号「夏の不調を防ぐ、薬味とスパイス。」という雑誌の記事を書きました。実はその中にスパイスカレーの作り方が掲載されていました。印度カリー子氏というスパイス料理研究家が考案した基本のグレイビーの作り方で、誰でも簡単に作ることができるというものでした。材料も玉ねぎ1個、トマト1個、生姜、にんにく各1かけ、塩小さじ1、油大さじ1、スパイスに至ってはターメリック、クミン、コリアンダー各小さじ1というスパイスカレー初心者にはありがたいほどシンプルなものでした。

 スパイスカレーと聞くと、名前も聞いたこともない、何だかよくわからないスパイスを何種類も使いこなさなきゃいけないのか? 分量も細かく決まっているのか?工程がいくつもあるのか?  などと考え、難易度が勝手にググっと上がってしまいます。それ故、「作ってみたいけどやっぱりやめよう」とすごすごと引き下がるわけです。というか私は完全にその口でした。

 印度カリー子氏のシンプルな作り方のおかげで今夏「スパイスカレーを作ってみる」という第1ハードルは突破しました。確かに思ったよりも簡単にでき、味もおいしかったです。「あれ? やればできるじゃん」とこれまた謎の自信がついてしまったのも否めませんでした。そこから私のスパイスカレーへの探究が始まりました。探究というと大げさですが、単純にスパイスカレーに興味を持ち始めたというところでしょうか。書店でスパイスカレーのレシピ本を探してみたり、インターネットでレシピを検索してみたり、スーパーでスパイスの棚を眺めてみたりと色々とすきま時間を使いながら日々おいしいスパイスカレーは作れないものかと考えています。

 そんな日々を送りながら、今晩作ったスパイスカレーがあります。今回は水野仁輔氏というカレー研究家が考案したレシピを参考にしてみました。何と参考にしたレシピには使うスパイスが8種類もありました! これだけでも戦意喪失しそうなのですが、よりおいしいスパイスカレーを目指して挑戦しました。レシピについては次回お届けしたいと思います。それでは乞うご期待!