お口の恋人 LOTTEが贈るロングセラー商品、「Rummy(ラミー)」と「Bacchus(バッカス)」は2020年10月13日に発売となりました。この商品は「冬季限定」とあるようにこの季節にしか味わえないチョコレートです。私はRummyとBacchusを手に取り、ああ今年もこの季節がやってきたんだなとしみじみ思いました。冬を迎えるこの時季、江崎グリコの「冬のくちどけ」シリーズ、明治の「Meltykiss」シリーズに並ぶ3大冬季限定シリーズのひとつだと私は思っています。
さて、今年「Rummy」と「Bacchus」はパッケージを含め包装、チョコレートともにリニューアルしたとのことで、パッケージも以前と比べるとよりお洒落な装いになりました。
包装については今まで馴染みのあったアルミ包装は卒業を迎えました。Rummyに関しては2本から3本となり、アルミ包装からプラスチック個包装へリニューアル。Bacchusに関しても内袋とトレーがアルミ包装からプラスチック包装へリニューアルされました。内容量は12個から10個へ。
ではチョコレートはどのようにリニューアルされたのか。Rummyについては改良を重ね、更においしくなるようにチョコレートを1mm厚くしたとのこと。Bacchusについてはコニャックの量をブランデー中51％→60％に増やし、より味わい深くしたとのことです。どちらも食べてみましたが、いやはや本当においしい。
Bacchusについて言えばやはりコニャックの量が増えた分、ブランデーの香りや味わいがより強く感じられました。ミルクチョコレートが溶け、ブランデーが口の中に広がる瞬間は何とも言えません。Rummyはラムレーズンの強い存在感と生チョコレートの調和が絶妙です。口どけのなめらかさもよいですね。
1年ぶりの再会に心ときめかせ、改良されたチョコレートに舌鼓を打ち、まったりと時間を過ごすことができました。いいんです、チョコレートの容量が少なくなっても。味がよくなり、より心安らぐ幸せな時間を過ごせるのであれば、大人は値段も容量も気にしないものです。
私はチョコレートが大好きなのですが、RummyとBacchusも好きでよく食べます。実は大学生の頃に初めてRummyを食べ、そのおしさにハマってしまい毎日のように食べていた時期がありました。Rummyのせいかどうかはわかりませんが、一度発疹が出たことがありました。友人達から「Rummyの食べ過ぎじゃないの？」と言われ、食べるのを控えたところ発疹はおさまりました。Rummyにはラムレーズンが入っており、アルコールの摂取量が関係していたのかもしれません。特にアルコールに弱いわけではなかったのですが食べ過ぎがよくなかったのだろうと思います。
大学生の頃から2～3年くらい前まで私はRummy派でした。ラムレーズンの存在感と生チョコレートの味わいがとても好きでBacchusには見向きもしませんでした。私はウイスキーボンボンなどのアルコールがダイレクトに口に広がる感じがあまり好きではなかったので仕方のないことではありました。それが2～3年前に何となくBacchusを食べたところ、「なにこれ、おいしいじゃん！ 何で今まで食べなかったんだろう」と思ったのです。私が大人になったのか何なのか…。今ではBacchus派になりました。もちろんRummyも変わらず好きです。
それともうひとつお話をしたいことがあります。それは「Calvados(カルヴァドス)」というりんごを原料としたた蒸留酒を閉じ込めたチョコレートのことです。形状はBacchusと同じです。Calvadosが発売され、それを食べた時の衝撃たるや今でも覚えています。「これめちゃくちゃおいしいじゃん！」と興奮しました。今年も発売しないかなと熱望しています。
秋になり、冬に近づくにつれチョコレートの新商品が続々と発売されます。スーパーやコンビニに行くのが楽しみになりますね。
