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魅惑の苺シロップ

 こんばんは。今回は3月5日に仕込みをした苺シロップのレシピと完成を紹介したいと思います。材料は苺と氷砂糖のみと至ってシンプル。1週間で苺の水分とエキスが抽出され、氷砂糖と混ざり合って真っ赤なシロップになりました。光に翳すととても美しかったです。それでは材料とレシピを紹介します。

 

■材料■

・苺 500g

・氷砂糖 400g(苺の総量の8割程度)

 

■作り方■ ★保存期間:冷蔵庫で1~2ヶ月程度

  1. 苺を洗い、ヘタを取る。次に苺の水分をキッチンペーパーで拭き取る。

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    ボウルいっぱいの苺
  2. 保存瓶に苺と氷砂糖を敷き詰める。保存瓶は冷暗所に置き、氷砂糖が完全に溶けるまで1日一度は瓶を揺すって砂糖を回す。

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    1日目

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    7日後
  3. 氷砂糖が完全に溶けたら苺を取り出す。シロップはキッチンペーパー等を使って濾す。

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    苺を取り出し、シロップを濾した後
  4. シロップを鍋に移し入れ、ひと煮立ちさせる。

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    長時間煮詰めない
  5. 冷めたら煮沸消毒(またはアルコール消毒)しておいた別の保存瓶に入れ、冷蔵庫で保存する。保存期間は1~2ヶ月程度可能だがなるべく早めに使い切る。

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    真っ赤な苺シロップの完成

 

 苺シロップの保存期間は冷蔵庫で1~2ヶ月程度としましたが、きちんと密閉できる保存瓶等であればという条件付きです。家庭での手作りシロップですので保存期間はあくまで目安です。おいしいうちにお召し上がり下さい。

 

 

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ロゼ色が美しい

 苺シロップ 1:炭酸水(無糖) 3 の割合で苺ソーダを作りました。飲む時にふわっと苺の甘い香りが漂いました。苺の味をしっかりと感じられるソーダで、シュワシュワと弾ける炭酸がくせになります。また牛乳で割って苺オレにしてもおいしかったです。

 

 そのまま味わうのもいいですが、シロップやジャムなどに加工して旬を味わうのもいいですね。取り出した苺は煮詰めてジャムにしました。形のいい苺はそのままに、残りは粗めに潰しました。苺の甘みをそのまま生かせたジャムになりました。甘過ぎず、苺本来の甘さも味わえるジャムになりました。

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小瓶に入れて

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ころんとした実をまるごとどうぞ


 3月に入ると小粒の苺が出回ります。私は小粒の苺の方がジャムやシロップ、ソース作りには大粒の苺より加工しやすく、実をそのまま味わうにもちょうどいい大きさだと思っています。何と言ってもその愛らしいフォルムが好きですね。安価で買えるのも魅力です。皆様もぜひお試し下さい。