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枇杷ゼリー

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ぷるんとおいしい枇杷ゼリー


 昨日、枇杷のコンポートでゼリーを作りました。半分に切った状態の枇杷20個を使いました。ゼリーにすることで食感や風味にも違いが出ます。簡単ではありますがレシピを掲載します。

 

■材料■

枇杷のコンポート(半分の状態のもの) 20個

・ゼラチン(粉末) 4g ※森永クックゼラチンを使用

・お湯(80℃以上) 100ml

・コンポートのシロップ 200ml

・水 300ml

・グラニュー糖 大さじ4

・レモン果汁 大さじ2

 

■作り方■

  1. ボウルにゼラチン入れ、お湯100mlでよく溶かす。
  2. 溶かしたゼラチンにコンポートのシロップ、水、グラニュー糖、レモン果汁を加えよく混ぜてゼリー液を作る。
  3. 容器に枇杷のコンポートを並べ、その上にゼリー液を静かに流し込む。
  4. 冷蔵庫で1時間以上冷やし、固まれば完成。

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 ゼリー液を作る時はコンポートのシロップの甘さを確認し、グラニュー糖を加えていきます。よくゼリーは「砂糖食い」と言われるほど砂糖をよく使うお菓子として知られています。今回は枇杷のコンポートの風味を損ねないように甘さはこれでも控え目にしています。またレモン果汁を少し多めに加えることで爽やかさが増します。

 自生している枇杷はやはり売り物と違い味が薄いのは否めません。だからと言ってコンポートもゼリーもグラニュー糖を多めに加えて甘くすればいいかといえばそれは違う気がします。自生の枇杷の本来持っている風味や甘さを活かすためにはグラニュー糖の分量は大切だと思いました。特にコンポートを作る時に感じます。

 今回作った枇杷ゼリーは枇杷の風味や食感とゼリーのレモン果汁の爽やかさが相まっておいしく作ることができました。グラニュー糖の甘さもレモン果汁も喧嘩することなく枇杷のおいしさを引き立てていました。また来年も枇杷を収穫したら作ろうかなと思います。

 

 ちなみに余談ですが、先日枇杷ジャムも作りました。とあるレシピ本を参考にしたのですが、グラニュー糖の量が私的には多く、甘くなり過ぎてしまいました。まあ失敗ですね。そんな時、義母が「甘いけど食感も楽しめておしいよ。ヨーグルトに入れるとおいしいから」と言って食べてくれています。本当にありがたいです。来年はもっとグラニュー糖を控えめにしておいしい枇杷ジャムを作ろうと思います。