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完成! 白加賀と南高の梅ジュース

 6月に仕込みをした梅ジュースも早2ヶ月を過ぎました。「白加賀」という品種の梅については6月9日に仕込んだのでもう少しで3ヶ月を迎えようとしています。「南高」は6月24日に仕込みをしています。

 どちらも父のレシピで言えば飲み頃を迎えています。もう少し早い段階でブログで紹介しようとしていましたができずに今頃になってしまいました。

 

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左が白加賀、右が南高

 保存瓶を並べて写真を撮ってみました。左が白加賀で右が南高です。少しわかりにくいですが色の濃さが違います。もっとわかりやすいようにコップに注いでみたのでご覧下さい。

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左が白加賀、右が南高

 白加賀の方が南高と比較して色が薄く、逆に南高の方が漬け込み日数が短い割には色が濃くなりました。ともに青梅ではありましたが、南高の方が少し熟しかけていたことも要因としてはあるような気がします。若しくは品種の違いもあるかもしれませんが、そこまではわかりません。香りの方は白加賀はすっきり、さらっとした梅の香りに対し、南高は濃厚で甘さが際立つ感じがしました。品種と熟し具合の少しの違いで香りもはっきりと違いが出るとは面白いですね。

 

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手前が南高の梅ジュース

 梅ジュースを炭酸水で割ってみました。白加賀は香りと同様すっきりとした味わいで飲んだ後もさっぱりとした印象です。簡潔に言うならばさらりと飲みやすい。一方南高は濃厚な味わい。梅が熟してくる時に放つ甘美な香りそのままといった感じです。飲み終えた後も余韻があります。どちらがおいしい、おいしくないということではなく、それぞれの個性だと思います。

 写真奥の白加賀の梅ジュースにまん丸の梅を落としてみました。しっかりと漬け込まれた白加賀を噛むとコリッと音がし、咀嚼するとシャリシャリといい音がしました。おいしかったです。

 疲れた体に一杯の梅ジュース。梅には疲労回復によいとされるクエン酸が豊富に含まれています。梅ジュースを飲んで残暑厳しい毎日を乗り切れたらいいなと思います。

 

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