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爽やかレモンシロップ

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つややかで美しいレモン

 写真のレモンは先日自宅へ帰省した際、近所にある農協で購入したものです。レモンの旬というと「夏」をイメージする方もいるかもしれませんが、国産のレモンの旬は「冬」になります。3個400円(税込)で販売されていた愛知県産レモン。色つやがよく、ついつい手に取り購入してしまいました。

 さて何を作ろうかな…、と考えながら家路に着き、思い付いたのがレモンシロップです。試しに作ってみるのにちょうどいい量だったので早速作ることにしました。それでは材料と作り方を紹介します。

 

◾️下準備◾️

 保存瓶は煮沸消毒、またはアルコール消毒をして清潔にしておく。よく乾かしてから使用する。

 

◾️材料◾️

・レモン 3個(今回可食部194g)

・氷砂糖  194g  ※レモンの総量と1:1

・はちみつ 大さじ1  ※レモン200gに対し大さじ1

 

◾️作り方◾️ ★保存期間:冷蔵庫で1週間程度

  1. レモンをカルチェカットする。外果皮、中果皮(白いわたの部分)を剥き、果肉が見える状態にする。

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    両端を切り落とし、皮を削いでいく

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    外果皮をすべて剥き終えた状態
  2. 果肉をひとつずつほぐしていく。果肉はじょうのうと呼ばれる薄い袋に入っているのでそれに沿ってほぐす。この際じょうのうは取らなくてよい。

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    果肉をほぐした状態
  3. レモンの重さを測り、同量の氷砂糖と大さじ1のはちみつを加え軽く混ぜる。

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    氷砂糖とはちみつを加えて
  4. 保存瓶にレモンを詰めていく。しっかり蓋をして冷蔵庫で保存。氷砂糖が溶けるまでまつ。1日1回清潔なスプーンで混ぜる。完全に溶けるまでの期間は4〜5日程度を目安に。

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    保存瓶はに詰めて冷蔵庫へ
  5. 氷砂糖が溶けたらミキサーまたはハンドブレンダーでピューレ状にする。保存瓶に入れ、冷蔵庫で保存する。1週間程度で使い切るのがよい。

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    氷砂糖が溶けた状態

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    ハンドブレンダーでピューレ状に

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    保存瓶はに入て冷蔵庫で1週間程度

 このレモンシロップは果肉とじょうのうが入っています。ピューレ状にしていますが果肉感やじょうのうと呼ばれる薄皮は食感として残ります。もしじょうのうが気になるようでしたらレモンの下処理の際にじょうのうをすべて取ってしまうといいと思います。また氷砂糖の代わりにグラニュー糖などを使用すると砂糖の溶ける時間も短縮できますし、甘さもあっさり目となります。

 

 レモンシロップを使って、レモンスカッシュとレモンヨーグルトを作りました。レモンスカッシュについてはレモンシロップ小さじ4に対し炭酸水120〜150ml。レモンヨーグルトはプレーンヨーグルトに適量シロップを加えるのみ。

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レモンシロップ小さじ4

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炭酸水を注いでレモンスカッシュ

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レモンヨーグルト

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軽く混ぜて食すと美味

 

 どちらもレモンの爽やかさを感じられ、また果肉やじょうのうがあるので食感も楽しめます。今が旬のレモン。ぜひお試し下さい。