先週名古屋市にある「カフェタナカ本店」へ行ってきました。目的は敬老の日のプレゼントと自分たち用にクッキー缶を購入するためでした。
引っ越し先からカフェタナカ本店へは思ったよりも近くにありました。私は「名古屋にあるから遠いに違いない」と思い込んでいたのですが、夫に調べてもらうとそれほど遠くないことが判明。数年前から気になっていたお店。特にクッキー缶はオンラインショップでもウェブのお取り寄せサイトでも売り切れで入手困難でした。それを知っていたので直接店舗に伺えるとは思ってもみないことで、心が弾みました。
カフェタナカ本店は名古屋の中心地から少し離れ、閑静な住宅地にありました。店舗の外観はまるでヨーロッパのカフェのようでした。それもそのはず。創業者の田中寿夫氏が「パリのカフェのような交流サロンを作りたい」という夢を実現したもの。1963年に「タナカコーヒー」として創業したそうです。
さてお目当てのクッキー缶ですが、写真のクッキー缶はRÉGAL DE CHIHIROの本店限定缶です。ひとり2缶まででした。それぞれの両親へ子どもからメッセージカードを添えて渡そうと購入しました。サイズはミニ缶ですが、夫婦二人で食べるにはちょうどいい感じでした。
こちらは私たち家族用にと購入したクッキー缶と小さな箱のビスキュイ。左はRÉGAL DE CHIHIROのビジュー・ド・ビスキュイ・プティ・プルミエ缶、右がビスキュイ・ブール・ココです。限定缶もそうですが、クッキー缶や箱のおしゃれでかわいいことといったら!
RÉGAL DE CHIHIROはシェフである田中千尋氏が手掛けるクッキー。それぞれこだわりがあり、缶の蓋を開けて思わず溜息が洩れました。その佇まいが美しい。それに尽きます。RÉGALという言葉はフランス語で「美味しいもの」を意味するそう。
左上段から「ガレット・ブルトンヌ」「マカロンラスク」「クロッケ・オ・ザマンド」、左下段から「ティーサブレ」「フロランタン」「沖縄黒糖&スパイス」の6種類入っていました。どれも食べるのが惜しくなるくらい美しい。そしておいしい! お値段も張りますが、納得のおいしさです。様々な味や食感を楽しめるのもクッキー缶のよさだと思います。
こちらはココナッツとほのかなレモンの香りがアクセントとなったビスキュイです。少し大きめで、さっくり、ほろっとした食感とココナッツとレモンの香りや味わいがとてもいいバランスでした。夫と子どもとおやつの時間に食べたのですが、子どもがおかわりを欲しがり大変でした。
今回はクッキー缶の購入のみになりましたが、緊急事態宣言が解除となり、状況も落ち着いたらカフェタナカ本店のサロンで食事を楽しみたいなと思います。