kitchen torii

食と食器やキッチンツールがテーマのブログ

チキンレッグのコンフィ

 こんばんは。本日は12月24日、クリスマス・イヴですね。今年は家で少し手の込んだ料理を作ってみようということで「チキンレッグのコンフィ」「蟹グラタン」「ブラータとベビーリーフのバジルソース」を作りました。

 とはいえ、「蟹グラタン」に関してはマ・マーのマカロニたっぷりグラタンという素を使い、その具として蟹のほぐし身を入れたまでです。「ブラータとベビーリーフのバジルソース」も器にベビーリーフとブラータを盛り付け、これまた市販品のバジルソースをかけたもの。チキンレッグのコンフィに関しては前日から仕込みをして時間をかけて作りました。少しでもクリスマスっぽい料理を作ろう!という意気込みです。それでは作り方を紹介したいと思います。

 

■材料■ ★保存期間:冷蔵庫で2~3日

・チキンレッグ 6本

・オリーブオイル 720ml~ 

・ラード 200g

 

《下味用ハーブ類》※チキンレッグ6本に対して

ローリエ 2枚

ローズマリー(乾燥/ホール) 小さじ2

・タイム(乾燥/ホール) 小さじ2

・にんにく 1かけ

・塩 適量

 

■作り方■ ★調理にはストウブのピコ・ココットラウンド24㎝を使用

  1. チキンレッグは余分な皮を取り除き、塩を擦り込む。その後ジップロックなどのフリーザーバッグにチキンレッグと下味用ハーブ類を入れて空気を抜いて封をし、一晩冷蔵庫で寝かす。

    f:id:petitoiseau-u:20201224222541j:plain

  2. チキンレッグはハーブ類を取り除き、余分な水分をペーパータオルで拭く。鍋にチキンレッグを敷き詰め、ラードとオリーブオイルを入れる。オリーブオイルはチキンレッグが隠れるくらいひたひたに。

    f:id:petitoiseau-u:20201224224459j:plain

    火にかける前の状態
  3. コンロでラードが溶けるまで火にかける(弱火)。溶けたら100℃のオーブンで1時間半煮る。

    f:id:petitoiseau-u:20201224225108j:plain

    1時間半煮込んだ状態
  4. 食べる時にフライパンでこんがり焼く。塩と粗びきこしょうで味を整える。

    f:id:petitoiseau-u:20201224225619j:plain

    こんがり、パリパリの皮がおいしい

 私が参考にしたレシピ本では80℃のオーブンで2時間煮ると書いてありましたが、我が家のオーブンは100℃が限界だったので100℃で調理しました。後、本来ハーブ類はフレッシュハーブを使用するとも書いてありましたが、近くのスーパーに購入したいハーブがなかったため乾燥ハーブを使用しました。フレッシュでなくても香りは十分付きます。

 

 さて、チキンレッグのコンフィの感想です。皮をこんがりきつね色になるまでしっかりと焼いたためパリパリの食感でおいしかったです。身も柔らかくしっとりとして、ハーブの香りもほどよく付いていました。塩とこしょうのみのシンプルな味付けで十分です。オリーブオイルで煮るなんて何だか脂っぽくならないか、と思いますよね? しかし焼くことによって余分な脂が落ち、意外とあっさりと食べられます。しつこさやくどさを感じません。

 コンフィはフランス料理のひとつで、保存食にもなります。低温の油でじっくりと煮ることが肉を柔らかくするポイントです。100℃で2時間煮てもよかったかなと思いましたが1時間半でも食べやすい柔らかさになっていました。家族にも好評で、少しはクリスマス気分を演出できたかなと思います。

 保存に関しては、粗熱が取れたら密閉できる保存容器にチキンレッグと油の上澄みを入れて乾燥しないように冷蔵庫で保存します。チキンレッグが隠れるくらいの油を入れておいて下さい。

 

 次回は簡単ではありますが冷凍ブラータの食レポをしたいと思います。