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食と食器やキッチンツールがテーマのブログ

爽やかさとほろ苦さのハーモニー

 こんにちは。今日は良い天気で暖かいですね。本当に過ごしやすのですが、毎年スギ花粉症で苦しんでいる夫は、「もう花粉が飛んでるなぁ。鼻がむずむずする」と言っていました。私はスギ花粉症ではないので何ともないのですが…。

 

 さて昨日八朔シロップができ上がりました。氷砂糖が殆ど溶けていたので、一度濾過して最後の火入れ作業を行いました。

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濾過した様子

 濾過をしてシロップの不純物を取り除きます。また果肉の中にも小さな種が混ざっていることもあるので取り除きます。小鍋にシロップと果肉を入れ、火にかけます。中火で火にかけ、ふつっと沸騰したらすぐに火を止めます。その後完全に粗熱が取れたら(冷めたら)保存瓶に入れたら完成です。保存瓶は煮沸消毒やアルコール消毒をしておいて下さいね。

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八朔シロップの完成

 

 八朔シロップを使ったドリンクを紹介します。「八朔ジュース」と「八朔ののむヨーグルト風」です。

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八朔ジュースと八朔ののむヨーグルト風

【八朔ジュース】

八朔シロップ1:水3

 

【八朔ののむヨーグルト風】

八朔シロップ1:牛乳2

 

 八朔ジュースについてはお湯でも炭酸水(無糖のもの)でもおいしく飲めます。八朔ののむヨーグルト風は1:2の割合の方がとろっと感も楽しめます。八朔の酸性と牛乳に含まれる固まりやすいたんぱく質(カゼイン)の反応でとろみ(凝固)が出ます。1:3の割合にするとさらさらになりとろっと感はなくなります。また鏡月などの甲類の焼酎で割ってもおいしいかと思います。

 この八朔シロップですが果肉のつぶつぶ感、爽やかな果汁と果肉のほろ苦さが何とも言えないハーモニーを奏でます。果肉も存在感があるので「飲む」と「食べる」を楽しめます。果肉だけを使ってヨーグルトに混ぜたりしてもおいしいです。八朔シロップを使ってゼリーを作ってもいいと思います。

 

    八朔については色々と調べてまたの機会に小話を更新できるといいなと思います。