10月に入り、朝晩がめっきり涼しくなりました。だんだんと秋も深まり、虫の声もよく聞こえてきます。気温が下がってくると温かいものが食べたくなりますね。寄せ鍋や水炊きなどのお鍋、おでん、煮物など色々あります。さて今回はSTAUB(ストウブ)の鍋を使って無水肉じゃがの作り方を紹介したいと思います。
私が使用しているSTAUBの鍋は24㎝ ピコ・ココット ラウンドという鋳鉄製の鍋です。鋳鉄は熱を均一に伝え、保温力も抜群です。また別の機会にピコ・ココットについて紹介したいと思いますが、今回の無水肉じゃがはこのピコ・ココットの特性を生かした無水調理となります。
■材料■ ★4~5人分
・豚(牛)バラ肉(スライス) 200g
・じゃがいも 3~4個
・人参 1本
・玉ねぎ 大1個
■調味料■
・しょう油 大さじ3
・砂糖 大さじ2
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・顆粒だし 小さじ1
■作り方■
- 豚肉は食べやすい長さに切る。じゃがいも、人参は大きめに乱切りし面取りをしておく。*1 玉ねぎはくし切りにしておく。
- 調味料も合わせておく。
- 鍋にサラダ油大さじ1を入れ、豚肉を炒める。火が通ったら野菜を入れて炒める。
- 合わせておいた調味料を入れ、全体に絡める。調味料が沸騰したら蓋をして弱火~中火で20分煮る。
- 10分くらい経過したら煮崩れないように優しく混ぜる。20分煮た後、蓋を取り、強火で3分程煮詰める。その後火を止めて蓋をし、30分保温して味を染み込ませたら完成。
*1 じゃがいもや人参は大きめに切り、面取りもしておかないと煮崩れの原因になる。面取りは面倒ではあるがピーラーで簡単にできる。
STAUBのピコ・ココットで無水肉じゃがを作ると、野菜の甘みがぐっと引き立ちます。特に玉ねぎの甘さをより感じます。またじゃがいもがとてもほくほくで味がしっかりと染み込んでおいしいです。作り方にも書きましたが野菜を大きめに切り、面取りをしておかないと煮崩れてしまいます。この2つの下準備をしておくだけで、煮崩れなしのおいしい肉じゃがができあがります。調味料はあれだけでいいの?と思った方もいると思いますが、STAUBのピコ・ココットという鍋の構造と野菜の水分で十分煮汁ができます。興味のある方はぜひ無水肉じゃがをお試し下さい。