先日八朔(はっさく)酒を作りました。コンテナにいっぱいに収穫した八朔も残りわずかということで、八朔を食べよう! 第3弾は「八朔酒」にしました。それでは輪切りの断面が映える? 八朔酒の作り方を紹介したいと思います。
■材料■ ※果実酒用瓶2Lを使用(無印良品)
・八朔 4個(正味500g程度) *1
・八朔の皮(外果皮) 1個分 ※入れなくてもよい *2
・ホワイトリカー 1L
・氷砂糖 300g *3
■下準備■
果実酒用瓶を洗剤で洗い、しっかりと乾かす。次にホワイトリカーを少量使って瓶の内側や蓋をアルコール消毒しておく。
■作り方■
- 八朔をよく洗い、皮(外果皮)を剥く。皮は厚くて硬いので包丁で十字に切り込みを入れると剥きやすい。
皮を剥く - 白いワタはそのままだと苦みが強いため丁寧に取り除く。
この状態になればOK - 白いワタを取り除いた八朔を1㎝程度の厚さに輪切りにする。
輪切りにする - 八朔1個分の皮を香り付けで使う。汚れのないきれいなものを選び、内側に付いている白いワタを包丁で削ぎ落す。次に皮を短冊状にカットしたら熱湯で1分程度下茹でする。
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果実酒量瓶に氷砂糖と輪切りにした八朔、皮を詰め、最後にホワイトリカーを注ぎ入れる。
見た目がかわいらしい - 冷暗所にて保存する。1週間程度で皮を取り出し、2ヶ月後に八朔も取り出してお酒を濾して完成となる。皮は長期間入れておくと苦みを強く感じる可能性がある。
*1 *3 八朔や氷砂糖の分量は好みで調整可。
*2 八朔の皮の下茹では今回1分程度の1回しか行わなかったが、苦みが強いので2~3回繰り返す方がよい。また入れなくても可。
八朔酒は初めて作りました。八朔本来の爽やかな甘さとほろ苦さを活かしてみようと思いました。漬けてから2日後、皮の苦みや渋みが気になって少し味をみてみました。2日しか経っていないのに苦みを感じ、そのまま漬けておくともっと苦みや渋みが増すと思い取り出しました。従って皮は漬けなくてもいいのではないかと思いましたが、どうしても香り付けにという場合は注釈にも書きましたが下茹でを数回繰り返すようにした方がいいと思います。これにより苦みは軽減すると思います。今回八朔は500gと多めに漬けてあるのである程度香りは付くと思います。
2ヶ月後に八朔を取り出す頃、また経過を掲載したいと思います。八朔酒の味がどのようになっているのか今から不安です。