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食と食器やキッチンツールがテーマのブログ

すもも! すもも! すもも!

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ころんとして果皮は深紅でつややか

 写真の果物。これは一昨日、義母が職場の方から頂いてきたというすももです。このすももは自生しているものだそうで、苗木を植えて7年でたわわに実ったのだとか。

 夕飯時に帰宅した義母が持ってきたので、子どもも私も「食べてみたい!」となり食後のデザートとして早速頂くことにしました。さっと水で洗ってそのままひと口齧って、おや?と思いました。あれれ、何か違うような? と。

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果肉は真っ赤

 見て下さい、この果肉の赤さを。あれ、すももって確か果肉が黄色っぽいはず…。私は疑問に思い、調べてみることにしました。するとどうやら「ソルダム」という品種ではないか、ということろに辿り着きました。私のイメージは「大石早生」のような市場によく流通している品種のイメージしかありませんでした。

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大石早生の断面図

 すももはバラ科サクラ属の核果で、日本すもも(プラム)と西洋すもも(プルーン)に大別されます。カリウムが豊富で利尿作用もあり、高血圧予防にもよいとされています。また果皮にはポリフェノールも豊富に含まれ、剥かずにそのまま食べる方が◎。

 

ソルダム」はアメリカ産の日本すもも。歴史も古く明治時代後期から大正時代初期頃にアメリカから導入された品種とのこと。果皮が緑色の状態で出荷されますが、果肉は赤色という特徴があります。熟してくると果皮も深紅色になります。義母が頂いてきたすももも熟した状態の「ソルダム」だったのだと思います。爽やかな甘味と程よい酸味が後を引き、果汁も多くおいしかったです。

 

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山梨県産 大石早生

 そしてこちらは「大石早生」というすももです。今日、食料品の買い出しに出かけたスーパーで見かけたものです。20個入りで626円(税込)で売っており、思わず手に取ってしまいました。家に帰ってひとつ頬張ると「ソルダム」とは違った甘酸っぱさが口に広がりました。果汁もたっぷりとあり、旬の果物を味わうことができました。

 さて、私の目的はただ食べることに非ず。このすももで果実シロップを作ろうか、コンポートを作ろうかと考えています。もし作ることがあればまた別の機会にレシピを掲載したいと思います。